今、ちょうどそんな場所で珈琲飲みながら寛いでます。
ぼんやり虫の鳴き声や川の流れる音を聞き、目に染みるぐらいの初夏の緑を見ていると、ふ、と思い付いたことがひとつ。
『冬には福島に行こう』
私は育ちは神奈川県ですが、生まれは福島県です。両親はともに福島生まれの福島育ち。
考えてみると、わたしの誕生日は25年前の2月17日の、たぶん、物凄い寒い日の深夜2時15分。
きっと父もおばあちゃんもおじいちゃんも厚着をし、病院のなかは暖房やストーブがかかっていたことでしょう。
母は初めて子を生む、ということをその日、体験したでしょう。
産まれてくるわたしは、わたしを待ってくれている人たちのことを知ってか、知らずか。
ただ、なすがまま、泣きながら初めて産まれることを体験していたのでしょう。
人には人の時間があり、わたしにはわたしの時間がある。
なにを体験し、なにを思っているのか、そのなかで会っていないときでも想ったり、すれ違ったり、ある瞬間では想いあったりしながら、いつも消えゆく景色のなかで生きていく。
そんなことを不思議だなーと思いつつも、心と体を動かしながら生きていることがとても好きだし、有難いと思う。
さて。
先日、映画『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』の情報解禁となりました!
お話を頂いてから、いろんな意味で自分やまわりの人たちとしっかり向き合い、考えて、最後は自分自身でやりたいと決めた作品です。
やりたい、と思い、決めたのはそうなんですが、わたしが感じたのはもっと大きな流れ…といいますか、切実なくらいのご縁といいますか…そんなものも感じました。
理解ある事務所の方たちと話し合い、気持ちを決め、最初にこの想いを伝えたのは家族です。
家族は『自分の人生なんだから、後悔しないよう好きにやればいい。』と言ってくれました。
とても嬉しかったのと同時に、ああ、これからは自分の足で立って、歩いていかなきゃいけないんだな、とも思いました。
そんな当たり前のことに気づけたことに感謝!
公開はまだ少し先ですが、ぜひ皆さんにも観ていただきたいと心から思ってます。
わたしがこうして生きてる時間があり、また皆さんが生きて過ごしている時間があること。
その大切な時間を少しでも共有して頂けたら幸いです☆
(^_^)
また、色々と映画のこともアップしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!
では、季節の変わり目、お身体に気をつけて日々を楽しんでください☆
またね♪
佐藤寛子