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Rui Nakamura
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CHIPPENDALES

皆さん、CHIPPENDALESってご存知ですか?「チッペンデール」。。。ディズニーのチップ&デールのこと?と思ってはいけません。これはそんなに可愛い子供向けなものじゃありません。

これ、ラスベガスを拠点に活動する、男性エンターテイナーグループの名前で、彼らのショーといえば、歌にダンスに、そしてストリップ!!!

それはそれは完璧なバディをした、様々な人種のイケメンを取り揃えてどんな女性のニーズにもお応えできる品揃え(?)。そしてショーの中では、消防士、掃除夫、パイロット、パジャマ姿、カウボーイ、などなど、もう笑っちゃうくらいベタなコスプレ満載で、そして最後にはとりあえず、脱いでくれます。脱ぐ範囲は国によって違うみたいだけど、ヨーロッパのゆるーい国だと、パンツも全部脱いじゃって、大事なところだけ帽子とかで隠す、、、みたいな感じらしい。

で、とある日曜、友人が「フリーでチケットあるの、行こうよ!」と誘ってくれたので、女3名、ゲイ2名の5人編成で出かけた私。

会場もワンチャイのコンベンションセンター(日本でいうアリーナ)という立派なロケーション。プレスもいっぱい集まってて、これは何か、かなりスペクタキュラーなショーの予感??

しかし会場のお客さんといえば、当たり前だけど98%、女子。2%ゲイ。ま、そらそうよね、マッチョなアメリカ人ダンサーの腰振りストリップとか、普通のストレート男子が見て楽しいわけないだろうし。

どうやらコアなファンがいるらしく、開演前からあちらこちらでヒートアップした女子の黄色い悲鳴が聞こえる。当日になってようやくどんなショーか理解したような、もぐりな私たちはテンション低め。「ちょっとちょっと〜、香港の女子は、そんなに枯れてんの??もーやめてよね、聞いてるこっちが恥ずかしいわよ」と、やや冷ややかな反応をする友人シャナエ。(行きつけのクラブ、ドラゴンアイのフロアの女王ともいう)そして開演前の舞台にあるスクリーンに映し出されるメンバー プロフィール映像を見ながら、皆で辛口批評を繰り広げる。

「あたしはクリスかな〜でもマッチョすぎじゃない?ていうかナルシストそう〜」「ルイと私って絶対男のことで喧嘩しないと思うのよ。アタシはこういうのダメだわ〜」「あら、アタシ、彼となら全然イケるわね(ゲイ談)」。。。ま、こんなブログでは到底書けないような放送禁止用語 連発しながらガールズ(?)トーク。

他とは明らかにテンションが違う、冷めた私たち。自分でチケット買って来てる人たちとは明らかに違うわ。。。これ盛り上がれるのかなー、とか思ってたんだけど。。。。。。

一旦ショーが始まるとね、いや、これがね、そこのアナタ。。。

楽しい!!!!

さすがラスベガスで20年以上やってるだけあるわ!!(同じ人が20年じゃないよ)ものすごいエンターテインぶり!!面白いし、ショーとしてよく出来てる!!凄い体で踊って歌ってするのもかなりの迫力だし。で、またお客さんが「本当に普段おとなしい香港人なの!?」って聞きたくなるぐらいヒートアップしちゃってて、おもしろい!お客さんがステージに上げられて、イスに縛られたり、ラップダンスを踊らされたりするんだけど、かなりのハイテンションでやってくれるから、こっちも盛り上がる!香港人の女の子って、あんなに大胆だったっけ?ま、どこの国の女の子も、あの状況ならああなる。。。かもしれない。笑。というか、やっぱり思いっきり楽しまないとね!

そして、ショーの間に何回もダンサーたちが客席に降りてくるんだけど、もう女の子たちが絶叫しながら抱きつきにいくの。パンツ一丁の全くのノーガードの状態なのに、すごい数の女の子たちに抱きつかれ、触られても、そこはプロ。全員をちゃんと「ぎゅっ」て抱きしめてあげてるんだよね〜〜!すごいわ。そして、ついにはシャナエが「行くわよ!!!」と私の手をとり、蜂の巣。。。もとい、女子のかたまりに突撃。いやいや、無理無理、怖い、皆殺気だってるがな、とかいいながら怖じ気づいて(というか、元々抱きつきたいと思ってないので)塊から弾き出された私は、ラグビー選手の如く腰を落としてタックルしていったシャナエの帰りを待ってみる。しばらくして、シャナエが髪の毛を乱して真剣な顔して戻って来たと思ったら、 「股間触ってきた」。「いやいや、あんた、バカでしょ。まじで」「しかも二回触ってきた」「あんた真正のバカでしょ」「どうだった、サイズどうだった!!」と興奮して聞くゲイ 2人。こっちも真正である。こんなのを毎回相手にするなんて。。。ほんと、ダンサーの皆さん、お疲れさまです◎

で、結局最初はテンション低かった私たちだけど、終わるころには「面白かったねー!」とノリノリなのでした◎意外とゲイボーイズのほうが「うーん。。。?」と微妙な感じだったので、やっぱりあのショーはストレート女子の心理を考えて構成されているのかも◎私も出来ればヘンナイトとか、自分のバースデーにああいうエンターテイナーまとめて呼んでみたい。。。と思ったり。

ちなみに彼らのショーは動画でいっぱい上がってるから、見たい人は検索してみてね!アメリカでは男性グループで一番カレンダーを売り上げてる人たちで、ショーで引き裂くタンクトップの数は年間12000枚だとか。笑。それもすごいよね。確かに香港でも、華麗にタンクトップ引き裂いて、その肉体美披露してました。

日本でもツアーとかあるのかな? 普段日本の女性よりもシャイな香港女性がクレイジーになってたくらいだし、日本人女性も超楽しんじゃいそう。そのときは誰かレポートしてね!!笑。

over 12 years ago 0 likes  0 comment  0 shares

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