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Mitsuko Onodera
插画家, 画家
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ちょっとご馳走

先日の「生日快樂〜」のエントリーに、「何を食べましたか?」というコメントをいただきました。それで、ささやかながら、久しぶりにフレンチもどきのご馳走(?)を作ったので載せてみます。

MENU

●にんじんとかぼちゃと米のポタージュ ●クルジェットの肉詰め焼き (Courgettes farcies, sauce tomate) ●鯵のフライ、香味ソース (Frites de maquereaux du cheval à la provençal←表記が間違っているかも...) ●ダークチェリーとクランベリー入り・スーパーバニラ チーズケーキ

.....このようなメニューになっております。●印は、上野万梨子さんの本「はじめまして。フランス料理」のレシピを参考にして作っています。私が持っているのは1996

年版ですが、多分今の改訂版も中身は同じはず...(表紙は変わってしまったけれど)。作りやすくて、どれも美味しいので上野さんの本の中でも出番が多くてボロボロです。

↑ <にんじんとかぼちゃと米のポタージュ>タマネギ1/2個を弱火で炒め(バターが風味がいいけれど、菜種油でもオリーブオイルでもその時々で適当です)、たまたま人参とカボチャの切れ端があったので刻んで加えて炒めました。チキンストック(なければ鶏柄スープの素などでいい)をひたひたに注いでフツフツと煮ます、蓋はしません。ちょうどセロリの葉っぱとパセリの軸があったので、ローリエと一緒に縛って「ブーケガルニ」として加えました。(いつも軸や葉っぱが余ると冷凍庫のタッパーに放り込んでいます。)そうそう、余りご飯ひと握り(米少々でもいい)も一緒に煮ます。小麦粉を傷めなくても、これがあとでヘルシーで自然な「とろみ」となります。全てが柔らかくなったらミキサーにかけてドロリとさせます。鍋に戻して牛乳を加え、丁度よいとろみになるよう、調節します。塩・胡椒してできあがり。(リッチにしたいなら、バターや生クリームを少々加えればいい風味。)これも基本は上野さんの本から。ポタージュを作る時は大抵その応用。

<クルジェットの肉詰め焼き (Courgettes farcies, sauce tomate)>クルジェット...ズッキーニのことです。皮をシマシマに薄く剥いて、一面だけ削いだらくり抜きます。詰め物は合い挽き肉。炒めた玉ねぎのほか、牛乳でふやかしたパン粉、卵、塩こしょうなどはハンバーグを作る時の要領と同様に。

そこに、くり抜いた部分をみじん切りにしてひとつかみほど肉に混ぜ、全部をよく捏ねる。こんもり、しっかりズッキーニの穴に詰めます。これを浅鍋に並べ、ひたひたのチキンストックが半量になるまで(ある程度柔らかくなる)煮ます。火からおろし、市販のトマトソースを半壜ほど加えて200〜220°のオーブンへ。(私はオーブンにそのまま入れられる鍋を持っていないので、耐熱容器に崩さないように移しました。)

そうそう、オーブンに入れる時、オリーブオイルとパン粉を混ぜておいたものを挽肉の上にパラパラ振らなくちゃ。(パン粉を振って、上から溶かしバターをかけるのが本来のレシピ。) 15〜20分、パン粉がカリッとして、全体に美味しそうな焼き色がついたらできあがり。

<鯵のフライ、香味ソース (Frites de maquereaux du cheval à la provençal)>上野さんのレシピだと書きましたが、本来は鯵じゃなくて「鰯」を三枚におろ した物を使います。小鯵が冷蔵庫にあったので、これでいいやと....。

三枚におろした鯵を牛乳、塩、カイエンヌペッパー、おろしニンニクを混ぜたのに浸して15分。

その間に、小振りのトマトを横半分に切って、表・裏ジリジリと焼いたり、切ったじゃがいもを塩ゆでにしたり、ベーコンをカリカリに焼いたりしておきます。

鯵(ほんとは鰯)の水分をしっかり取って、小麦粉を薄くまぶして揚げます。カリッと。

それらを交互に並べたら、 [紫タマネギのみじん切り+ケイパーのみじん切り+パセリのみじん切り+レモン汁+オリーブ油]を混ぜて作ったソースをかけて、はいどうぞ!

<ダークチェリーとクランベリー入り・スーパーバニラチーズケーキ>普通のベイクド・チーズケーキですけれど、たっぷりのバニラ・ビーンズで香りが幸せ。ダークチェリーとクランベリーはちょうど缶詰があって、在庫一掃を図ったのであります。水分切って加えただけです。

切るとこんな感じ。↓

面倒そうに見えますが、やってしまえば意外とそうでもないです♪(ちょっと面倒だけど、食べちゃうとうれしい印象のほうが勝るというのでしょうか...。)

外食も好きだけど、家だと体調に合わせて使う油の種類をかえたり量を控えるなんてこともできるのがいいところかなあ。食べたらすぐに横になって牛になる自由もあるし♪。

それと、「私は作った!」という達成感があって晴れ晴れするところもうれしい。失敗しても、自分の為の料理ならちっとも気にならないタイプです...。(作っただけで満足ー。)

でも、家にいて他の人が作ってくれるんだったら、さらに大歓迎なんだけどな...。

15 年多 前 0 赞s  2 评论s  0 shares
Photo 71622
to nimunimu 『スーパーバニラ』は私が思いついたわけではないけどお気に入りの名前。聞いただけで何かいいものだっていう気がしてウットリですよね〜♪ 私は(うれしいことなんだけど)忙しい...息つく暇どころか『息する暇』がないよう〜〜〜(なんてことは日本のブログには書けないですう。)
15 年多 ago

关于

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加入的时间
April 2, 2008
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Japanese